Sustainability 持続可能な企業を目指して

Human Rights人権の尊重

ワンエイティグループは、従業員はじめ、事業活動を支える全ての人々に対する人権尊重は、企業を永続させ、社会的責任を果たし続けるために不可欠である、との認識のもと国際的に認められている「国際人権章典」※1及び国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」※2に規定された人権を尊重します。また、「ビジネスと人権に関する国連指導原則」※3にのっとり事業活動を行います。

  1. 「国際人権章典」は、「世界人権宣言」、及びこれを条約化した「市民的および政治的権利に関する国際規約」「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」の3つの文書の総称です。
    世界人権宣言は、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、普遍的に保護されるべき基本的人権を定めています。
  2. 本「ILO宣言」は、「結社の自由及び団体交渉権」「強制労働の禁止」「児童労働の実効的な廃止」「雇用および職業における差別の排除」を、労働において最低限守られるべき基準として定めています。
  3. 「ビジネスと人権に関する国連指導原則」は、2011年に国連人権理事会によって承認され、事業活動と関係する人権面での負の影響に対処する上で、国家や企業に期待される行動についての国際的な指針となっています。

<適用範囲>
私たちは、国際的な人権規範およびワンエイティグループ行動規範に従い、事業活動全てにおいて、事業を行う国や地域の文化・慣習を理解し、これを尊重して行動し、自らが差別や人権侵害に関与しないよう努めるとともに、サプライヤー・ビジネスパートナーなどに対しても、これらの原則にのっとって人権を尊重し、ご理解とご支持をいただけるように働きかけています。

<法規制の遵守>
ワンエイティグループは、国際的な人権基準を尊重し、事業活動を行う国の国際的な人権に関する義務、ならびに関連法令の遵守を徹底していきます。また、あらゆる差別やハラスメント行為を許容せず、社員教育を定期的に実施するなどして防止の取り組みを継続的に行います。

<強制労働・児童労働の防止について>
私たちは、基本的人権を擁護する観点より、一切の強制労働・児童労働を禁止し、コンプライアンスを遵守した事業活動を行います。

<労働時間と賃金の管理>
私たちは、労働基準法や労使協定に基づき、適切な労働時間および休憩時間、時間外労働、深夜労働、休日、休暇に関する規則を就業規則に定めます。また最低賃金、法定給付・控除、時間外労働等に関する法令要件を遵守した給与規程を定め、従業員に賃金を直接支給します。

<従業員の安全と健康の維持>
私たちは、従業員の心身の健康に配慮し、安全で健康的な職場環境の確保に努めると共に、安全・衛生に関する法令、規制、規定を遵守し、健康リスクへ適切な対応を行うことで、その維持に取り組みます。

<表現の自由とプライバシーの保護>
通信やインターネット、ソーシャルメディア上でのコミュニケーションでの表現の自由とプライバシー保護についても認識し、その侵害が無いように最大の注意を払います。さらに全てのお客さまに対して公平公正に接するとともに、安心かつ利便性の高いサービスを提供します。

<人権尊重に向けた取り組み・体制>
私たちは、人権侵害の発生を防ぐための適切な報告窓口を設けることで、実効性のある対策の仕組みづくりを行います。事業活動が及ぼす人権への影響を評価するため、人権デューデリジェンスを実施し、継続的な影響の監視・適切な関係者への報告を行います。万が一事業活動を通じて人権への負の影響が生じた場合には、その軽減・解消に向けて、公正かつ公平な救済措置 をもって適切に対応します。

2023年4月1日制定 取締役会にて承認

行動規範

不正やハラスメントなどが起こりにくい組織を維持していくために、社員の行動規範を全社員が定期的に確認する仕組みを構築しています。
また、それにとどまらず日々の業務における判断基準として積極的に活用することにより、本質的な遵守の徹底やコンプライアンス意識の向上を図っています。