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LINEリッチメニューを出し分ける方法は?会員・非会員・期間別など

前回の記事では、LINEリッチメニューでタブ切り替え機能を作る方法を詳しく解説しました。
タブ形式のメニューを導入することで、ユーザーが求める情報へスムーズにアクセスでき、利便性を高めることができます。

本記事ではその応用として、リッチメニューを「ユーザー別」「期間別」に出し分ける方法を紹介します。
LINE公式アカウントの標準機能だけで実現できる方法に加え、Messaging APIや拡張ツールを活用するケースまでを解説。会員・非会員の切り替え表示やキャンペーン時の限定メニューなど、実践的な出し分けパターンもご紹介します。

LINE公式アカウント標準でリッチメニューの出し分けはできる?

リッチメニューの表示する期間の出し分けは、標準のLINE公式アカウントでも可能です。
設定は、管理画面「LINE Official Account Manager」から行います。ユーザー別にリッチメニューを出し分けたい場合や、複数のリッチメニューをタブで切り替えたい場合は、他の拡張ツールを使用し機能を追加する必要があります。

LINE Official Account Managerとは?

LINE公式アカウントを管理する画面のことです。
基本的な設定や投稿管理の他、ユーザー分析ができます。標準のリッチメニューも、この画面で作成が可能です。画面をドロップやクリックで操作するウェブベースの管理画面なので、コードの書き出しなども必要がありません。直感的に操作ができるため、特別な知識がない方でも簡単に操作することができます。

LINEリッチメニューにユーザー別に出し分け機能を追加する方法

LINEリッチメニューにユーザー別の出し分け機能を追加するには、主に2つの方法があります。ここでは、LINE公式のMessaging APIと拡張ツールを使用する方法について紹介します。

Messaging APIを使う

Messaging APIとは、LINE公式が提供するLINEプラットフォームと外部サービスを連携させるためのツールです。
これを利用することで、リッチメニューに「出し分け機能」や「タブの切り替え機能」などを追加し、柔軟にカスタマイズすることが可能になります。
また、Messaging APIで設定するユーザー単位のリッチメニューは、表示優先度が高いのが特徴です。ただし、APIの設定には技術的な知識が必要となるため、注意しましょう。

◎メッセージの送信機能について
LINE公式アカウントでは、毎月一定数のメッセージは無料で送信可能で、Messaging APIでも同様に行えます。
上限数を超えてしまうと有料となるため、注意が必要です。メッセージをより多く送信したい場合は、月額固定費プランを検討してみるものもおすすめです。

拡張ツールを使う

LINEリッチメニューの出し分け機能を追加するもう一つの方法は、LINE Messaging APIと連携する拡張ツール の利用です。
拡張ツールの多くは、ドラッグ&ドロップで設定を変更できます。そのため、直感的に操作が可能で、開発に関する知識がなくとも気軽に始めることができます。画像のみ自作など、用意されているメニュー以外にも使えるツールがあります。拡張ツールには無料のものと有料のものがあるため、目的に合わせて選びましょう。

Messaging APIでユーザー別のLINEリッチメニューを設定する手順

Messaging APIを使うと、ユーザーごとに異なるリッチメニューを表示させることができます。
たとえば「会員ユーザーには限定メニューを表示」「非会員には登録導線を表示」といった出し分けが可能です。以下は、その基本的な設定手順です。

  1. ユーザー別にリッチメニューを作成し画像を添付する
  2. ユーザーID(LINEプラットフォームが自動で発行するユーザーID)を準備する
  3. リッチメニューとユーザーをリンクする
  4. リッチメニューとユーザーのリンクを解除して、ユーザー単位のリッチメニューの表示を終了する(任意)

ッチメニューの表示を変更または終了する場合は、ユーザーIDとのリンクを解除すれば元の画面の表示が可能です。

Messaging APIでの設定が完了すると、ユーザーが再入室しなくても即時に表示が切り替わる仕組みになっています。
詳細なコマンドについては、LINE Developers「ユーザー単位のリッチメニューを使う」を参照してください。

注意点:管理ツールの違いと表示の優先順位に注意

標準の管理画面 LINE Official Account Manager で作成したリッチメニューは、Messaging APIから編集することはできません。
逆に、Messaging APIで作成したリッチメニューも管理画面上では編集できないため、どちらのツールで運用するかを事前に決めておくことが大切です。

もし「期間による出し分け」と「ユーザー別の出し分け」をどちらも実現したい場合は、Messaging APIで作成する方法がおすすめです。
また、Messaging APIで作成したリッチメニューと、LINE Official Account Managerで作成したリッチメニューでは、表示の優先度が異なる点にも注意しましょう。

優先順位は以下の通りです。

  1. Messaging APIで設定するユーザー単位のリッチメニュー
  2. Messaging APIで設定するデフォルトのリッチメニュー
  3. LINE Official Account Managerで設定するデフォルトのリッチメニュー

拡張ツールでLINEリッチメニューのユーザー別、出し分けを追加する手順例

リッチメニューをユーザー別に出し分けをしたいが、専門的な知識がない方におすすめなのが拡張ツールです。
ここでは、さまざまある拡張ツールのうちの1つ「L Messege(エルメ)」を例に出し、設定手順についてご紹介します。

  1. ユーザー別にリッチメニューを作成し画像を添付する
  2. 管理画面にて[情報管理」にカーソルを合わせ、「友だちリスト」をクリック
  3. 友だちの「絞り込み」を設定する
  4. 表示されたアクション一覧から「リッチメニュー」をクリック
  5. 表示設定を「表示する」にして、表示させたいリッチメニューを選択
  6. 「保存」をクリック
  7. 画面最下部にある「上記アクションを実行」をクリック

L Messege(エルメ)では、上記のような手順で設定することが可能です。
さまざまな拡張ツールがありますが、その多くがユーザーIDの取得を自身でする必要がありません。開発スキルがなくとも、管理画面からドラッグ&クリックで簡単に設定できます。そのため、操作に不慣れな方も安心でしょう。ほとんどの拡張ツールでリッチメニューの切り替えだけでなく、タブ追加の機能も対応できます。

LINEリッチメニューを出し分けるメリット

LINEリッチメニューを出し分けると、ユーザーに合った情報を提供できる他、ブロック率の低下も期待できます。下記の4つのメリットについて、詳しく解説します。

ユーザーに合った情報を提供できる

ユーザーごとにLINEのリッチメニューを出し分けることで、その人に最適な情報を提供できます。
たとえば、会員には特別なオファーを、非会員には新規登録を促すメッセージを表示することが可能です。このように、ユーザーの属性に合わせた情報発信により、関心を引きつけ、エンゲージメントを高めることができます。
さらに、ユーザーの行動履歴や興味関心に基づく分析を通じて、よりパーソナライズされたコンテンツを提供することも可能になります。

セグメントをより細分化できマーケティングに役立つ

リッチメニューの出し分けは、ユーザーの行動に基づいたセグメント細分化を実現する有効な手段です。
たとえば、同じリッチメニューを表示させたユーザーの中で行動履歴を分析すると、セグメントをさらに細分化することができます。マーケティングの精度を高め、効率的なリソースの活用ができるでしょう。

ブロック率の低下が期待できる

LINEリッチメニューの出し分けは、ユーザーにとって価値のある情報提供につながります。
自分に関連性の高い情報は、わずらわしさを感じにくく、結果としてブロック率の低下が期待できます。また、適切なタイミングで適切なコンテンツを提供することで、ユーザーとのエンゲージメントを維持しやすくなり、長期的な関係構築にもつながります。

パーソナライズされた配信でつながりを強化する

出し分けのためにID連携を行うことで、よりパーソナライズされた配信ができます。
ID連携とは、自社サービス内のユーザ―IDとLINEのユーザ―IDを紐づけることです。ID連携を設定し、それぞれのユーザ―による出し分けを行うことで、より最適化したリッチメニューの出し分けが実現できます。適切な情報を提供することで、ユーザーとの結びつきをより強化できるでしょう。

LINEリッチメニューの出し分けパターン例

LINEリッチメニューの出し分けには、上記のようなパターンがあります。3つそれぞれについて解説しますので、目的にあった出し分け方を選ぶ参考にしてください。

期間別に出し分ける

期間別に出し分けをすると、季節ごとのキャンペーンやイベント情報などを効果的に配信できます。
たとえば、クリスマスやお正月といった特定の期間に合わせたメニュー設定にしたり、期間限定のクーポンを配布したりすることが可能です。また、期間限定の特典やセール情報をリッチメニューで告知することで、ユーザーの関心を引きつけ、購買意欲を高められます。

ユーザーの属性別に出し分ける

会員、非会員、年齢や性別、居住地域などの属性を活用して、リッチメニューを出し分けるパターンもあります。
ユーザーが登録した情報に基づき、興味や関心に応じたメニューを表示すると、ユーザー側が欲しいと感じている、より関連性の高いコンテンツを提供することが可能です。そのため、クリック率上昇やキャンペーン参加の可能性も高くなるでしょう。

ユーザーの行動別に出し分ける

これまでのユーザー行動別に出し分けるパターンも効果的です。
タップ数や購買回数、購買したもの、さらにアンケート結果による出し分けもできます。行動にリンクした情報を配信できると、次の行動につながりやすいといわれています。また、新規顧客とリピーターで接客方法を変えるのは営業活動の基本ですが、これをリッチメニューにも活用するとよいでしょう。

LINEリッチメニューを効果的に出し分けるためのポイント

リッチメニューの出し分けを利用すると、さまざまな効果が期待できます。
ここでご紹介している3つのポイントを押さえて、さらに効果を向上させましょう。

ユーザーの属性をよく分析しセグメント化する

最適な情報を提供するためにユーザーの属性を分析し、セグメント化することは重要です。
より効果的なリッチメニューの出し分けができるよう、年齢・性別・地域・興味関心などのデータをもとにユーザーを細かく分類していきましょう。
大変な作業ですが、ターゲットに合ったコンテンツをピンポイントに提供できるようになれば、メッセージの開封率やクリック率の向上が期待できます。マーケティング効果を最大化できるよう、注力しましょう。

Web連携を行う

Web連携とはLINE公式アカウントのリッチメニューを活用して、外部のWebサイトや予約システムなどのWebページにユーザーを誘導する仕組みです。
Web連携を上手く使うことで、購買時の導線を短縮できるほか、アプリ間移動によるエラーの低減が期待できます。しかし、たとえタップ率があがっても、誘導先が魅力的がなければエンゲージメントやコンバージョンにつながりません。
リンク先のページやコンテンツの充実にも、十分な配慮が必要です。

ユーザーの反応をもとに改善する

リッチメニュー出し分けの効果を最大化するために、ユーザーの反応を定期的に分析し、常に改善をし続けましょう。
具体的には、クリック数や滞在時間、CVR(コンバージョン率)などの指標をチェックするのがおすすめです。これにより、どのメニューが効果的かを見極められます。
また、ユーザーのフィードバックをもとに、出し分けるメニューのデザインや内容を調整するのもよいでしょう。改善を重ねることでユーザーの満足度を高め、ビジネスの成果を向上させることが可能です。

LINEリッチメニューの出し分けを効果的に行いましょう

LINEリッチメニューをユーザーや期間、行動によって出し分けることで、ユーザーの満足度の向上につながり、エンゲージメントを高められます。
便利なリッチメニューの出し分けですが、さまざまな注意点があります。注意点と目的を理解し、必要な機能を追加できるツールを選び、活用していきましょう。

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