WordPressのセキュリティ対策は行っていますか?対策が必要な理由や対策方法とは
多くの人が利用しているWordPressは、セキュリティ対策が必要なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、WordPressにセキュリティ対策が必要な理由・WordPressのセキュリティ対策としてできることを詳しく解説します。セキュリティ対策を行い、安心してWordPressを利用できる環境をつくりましょう。
WordPressのセキュリティ対策が必要な理由
WordPressのセキュリティ対策が必要な理由には以下のようなものが挙げられます。1つずつ詳しく解説していきます。
・オープンソースCMSである
・利用者が多く狙われやすい
・WordPressの脆弱性
・インターネット上に管理画面がある
オープンソースのCMSである
WordPressはオープンソースのCMSであり、ソースコードが公開されているのが特徴です。オープンソースのCMSにはソースコードの修正や編集など自由度が高い利点がありますが、その反面、脆弱性を発見しやすいのが難点です。
脆弱性とはプログラムやツールが原因で発生するセキュリティ上の欠陥で、悪意のある第三者がソースコードを詳細に分析して脆弱性を見つけてしまうと、簡単に攻撃されてしまう可能性があります。
【関連記事】【WordPressの脆弱性】考え得るリスクや行うべき対策とは?
WordPressがオープンソースのCMSである以上、そのようなリスクがあることをしっかりと理解しておきましょう。
利用者が多く狙われやすい
CMS市場におけるWordPressの世界シェア率は60%以上、日本国内では80%以上という圧倒的人気を誇るCMSです。
シェアが大きいからこそ新たな脆弱性や攻撃手法が見つかりやすく、悪意のある第三者からすればターゲットも多くなり攻撃される可能性が高くなります。
また、WordPressは初心者や特別な知識がない人でも使いやすいCMSですが、その一方でセキュリティ意識が低いユーザーが多いことも攻撃者に狙われる原因となっています。
インターネット上に管理画面がある
WordPressはインターネット上に管理画面があり、ログインページのURLはデフォルトが「https://ドメイン名//wp-login.php」に設定されています。
そのため、ドメイン名とユーザー名・パスワードさえ分かれば誰でもログインすることができるので、悪意のある第三者からすればターゲットが簡単に特定されてしまいます。
管理画面に不正にログインされてしまえば、サーバー内にある個人情報や機密情報などを取られてしまったり、WEBサイトを削除されたりする恐れもあるため注意が必要です。
WordPressのセキュリティ対策としてできること
WordPressのセキュリティ対策としてできることには、以下のようなものが挙げられます。大切なWebサイトを守るため、WordPressのセキュリティ対策を万全にしておきましょう。
・強力なパスワードと二要素認証の設定
・定期的なアップデート
・定期的なバックアップ
・不要なプラグインとテーマの削除
・セキュリティプラグインを設定する
強力なパスワードと二要素認証の設定
WordPressのセキュリティ対策として最初に実施したいのがパスワードの見直しです。
WordPress本体で特に攻撃を受けやすいのがログイン画面なので、悪意のある第三者がWEBサイトにログインできない環境をつくりましょう。
そのために行うべきことは、強力なパスワードと二要素認証の設定です。パスワードは、英数字・小文字・大文字・記号を組み合わせて、推察できない複雑な文字列にしましょう。
二要素認証とは2つの要素でユーザーを認証してログインをする仕組みで、二要素認証を取り入れることで設定したパスワードが漏れてしまっても、第三者のログインを防ぐことが可能です。
定期的なアップデート
セキュリティ対策として優先度が高いのが、WordPress本体・プラグイン・テーマの定期的なアップデートです。WordPressは、新しい機能追加や不具合の修正、脆弱性対策やセキュリティ強化などのために定期的にアップデートを行っています。
しかし、アップデートがあっても放置しているユーザーも多く、脆弱性があっても対処されていない状態になるため非常に危険です。
アップデートがある場合には、WordPressの管理画面上にも通知が表示されますのでしっかりと確認し、定期的なアップデートを心掛けましょう。
定期的なバックアップ
WordPressのセキュリティ対策としてはもちろん、万が一のトラブルに備えて定期的なバックアップをおすすめします。
WordPressを使用している以上、「不正アクセスは絶対にない」と言い切ることはできません。万が一、悪意のある第三者の不正アクセスによって、データの改ざん・削除をされてしまっても、バックアップがあれば、データの損失を防ぎ、状態を復元することが可能です。
バックアップを取るのを忘れてしまう場合には、自動的にバックアップできるプラグインの導入を検討してもよいでしょう。
不要なプラグインとテーマの削除
インストールしても使用していないプラグインやテーマがある方も多いでしょう。しかし、不要なプラグインやテーマがある場合には攻撃を受けるリスクが高くなるため、削除することをおすすめします。
使っていなくても無効化していれば大丈夫だと思われがちですが、無効化すると更新通知が表示されないため、脆弱性を放置してしまうことになりかねません。
不要なプラグインやテーマに心当たりがある人は、管理画面からプラグインやテーマの確認・削除を行いましょう。
セキュリティプラグインを設定する
WordPressは、初心者や特別な知識がない人でもWEBサイトを運営することができますが、それゆえにセキュリティ対策がおざなりになっているケースも少なくありません。
「セキュリティ対策に自信がない」「セキュリティ対策を簡単に行いたい」という場合には、セキュリティプラグインの導入を検討するとよいでしょう。セキュリティプラグインを設定することで、簡単にセキュリティレベルを向上させることができます。
ただ、アップデートがおろそかになっているセキュリティプラグインなどの場合、逆にセキュリティレベルを低下させる恐れもあるため、注意が必要です。
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WordPressを使用する場合には、セキュリティ対策が欠かせません。
それは、世界的に人気があるオープンソースのCMSゆえに脆弱性が発見されやすいなどの理由で、悪意のある第三者から狙われやすいためです。
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